うちの北関東風モツ煮込み

わが家では豚モツの煮込みは北関東風が定着しています。永井食堂や谷川SAのお味をイメージしつつ、ご家庭用なので根菜たっぷりヘルシーに、でもモツもたっぷり食べたいですね。
スーパーで売っている豚モツは下茹ではしてありますが、1、2度茹でこぼしをしてから煮ると臭みも消えてモツが苦手な人でも食べられます。

お安いときに大量に買って全部柔らかく茹でて、小分けして冷凍して使うと便利です。モツは時間がかかりますから。

もつ煮込み

材料

豚の白モツ 1kg
生姜(スライス) 50g
にんにく(すりおろし) 3片
ネギの青いところ 2~3本
こんにゃく 小1パック
ごぼう 1/2本
大根 細め5センチ
人参 1/2本
豆腐 150g
刻みネギ たっぷり
味噌 大さじ3
砂糖 大さじ1
50cc
醤油 大さじ1
鷹の爪(お好みで) 1本

作り方

私が利用しているお肉屋さんは内臓の部位がいろいろあるのですが、調理方法をマスターしていないため、小腸と大腸しか買ったことがありません。小腸が78円、大腸が98円とお安いのですが、さらに2割引きで買えるチャンスがあるので、その日は大量に買います。

豚モツの下処理

  1. 鍋に豚モツを入れて(水から)沸騰したら、お湯を捨てる。
    豚の白モツ
    茹でこぼしをもう一度繰り返します。
    茹でこぼし1回の場合は、茹でこぼしたあと水でモツをよく洗います。
  2. 鍋にモツと水、ネギの青いところ、スライスした生姜を入れてお好みの硬さになるま煮る。

    アクが出るようだったら、アクを取り、潰したにんにくを入れる。にんにくをこのタイミングで入れるのは、アク取りのときにんにくが邪魔になるからです。
  3. リードクッキングペーパーを落とし蓋代わりにして1時間ほど煮る。
    弱火でフタをずらして煮ます。茹で汁が少なくなるようだったら、水を追加します。
    圧力鍋を使う場合は、種類にもよりますが12~15分の加圧でよいと思います。
  4. 好みの柔らかさになったら、ネギと生姜を取り出す。
    本日使う煮込み用の分を残して、モツをザルにあげます。穴あきのレードルまたは大きめのアク取りなどを使うと効率が良いです。
  5. 煮汁は使いますから、捨てないでください。
  6. 使わないモツは水分を切って、粗熱が取れたら、1回分ずつラップに包み保存袋に入れて冷凍します。

モツ煮込みの作り方

モツは半分の500g使います。

  1. 人参、ごぼう、こんにゃく、大根などお好みの材料を食べやすい大きさに切ってモツの入っている鍋に加える。
    ごぼうは笹がきにして10分くらいアク抜きします。
    こんにゃくは一口サイズにちぎって下茹でしてアク抜きします。アク抜き不要と表示されていても下茹でしたほうが味がしみます。
    人参は半月か小さめの乱切り、大根はいちょう切りです。自分の食べやすいサイズでよいです。
  2. 材料が準備できたらモツの鍋に投入して、沸騰したら、弱めの中火~弱火で20分ほど煮る。
  3. 野菜が柔らかくなったら、酒と砂糖を入れ、味噌は分量の半分を溶かし入れる。
    味噌は2回に分けて入れます。しっかり味見もしてください。
    弱火でさらに15分ほど煮て、残りの味噌を入れ、最後に醤油を入れて5分ほど煮れば完成です。
    お豆腐を入れる場合はお味噌を溶かし入れたあとに入れます。
    器に盛り刻みネギをトッピングして、七味をかけていただきます。ピリ辛が好きだったら、調味料と同じタイミングで鷹の爪を1本入れてもおいしいです。

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