自分がキムジャンする日がくるとは、夢にも思わなかったのですが、韓国のご家庭料理に興味を持ったからには、白菜キムチも漬けてみたくなりました。専用の冷蔵庫があるわけではないので一度にたくさん作るのは無理ですが、昨年初めて漬けた白菜キムチが、案外美味しくできたので、今年も挑戦します。覚書も兼ねて、材料の分量などを記載します。

材料
白菜 | 1株(2.8kg) | |
大根 | 400g | |
人参 | 150g | |
小ねぎ | 100g | |
せり | 100g | |
粗塩(下漬け用) | 120g(白菜の4%程度) | |
■キムチソック■ | ||
玉ねぎ | 中1個 | |
りんご | 中1/2 | |
アミの塩辛 | 大さじ3 | |
韓国産唐辛子中挽き(キムチ用) | 150g | |
粉唐辛子(キムチ用) | 30g(なくても可) | |
カナリエキス | 大さじ3 | |
はちみつ | 大さじ5 | |
にんにく | 1個(ホール) | |
生姜 | 1片(30g) | |
■キムチのり■ | ||
昆布と煮干しの出汁 | 200cc | |
もち粉 | 大さじ2 |
唐辛子は2種類使いましたが、粉唐辛子はなくてもOKです。その分中挽きを増やしてください。昨年はキムチソックに小ねぎだけで、青菜を入れなかったのですが、韓国の方のレシピを見ていたら、みなり(韓国せり)は必須と思ったので、せりを入れました。からし菜もよく使われるようです。
作り方
- 白菜1株を1/4にカットする。
根本に包丁を入れると簡単に手で割けます。洗う前に必ず白菜の重さを計りましょう。 - カットした白菜をよく洗い水を切る。
- 白菜に下漬け用の粗塩をぬる。塩の量は白菜の4%。
根本を中心にぬり、葉の方に伸ばします。 - 塩をぬった白菜を漬物樽や漬物袋などに入れて一晩おく。
- 重しはなくてもだいじょうぶですが、最低1度は上下を入れ替える。
- 塩加減を確認して良ければ、よく洗ってしばらく水を切る。
絞っても水が出なくなるまで6時間程度は水切りが必要です。 - 昆布と煮干しで出汁をとって冷ましておく。時間がなければ煮出さず、30分以上水に漬ける。
- キムチのりを作る。
冷ました7の出汁にもち粉を入れ、火にかけのり状になるまで溶かし混ぜます。少し透き通ってきた
らできあがりです。
キムチのりがでできたら冷ましておきます。 - 大根と人参の細切りを作り、大根は軽く塩を振ってしばらくおきよく絞る。スライサーやシリシリ器を利用すると楽ちん。私はシリシリ器を使っています。
- りんご、たまねぎ、ニンニク、生姜をブレンダー、ミキサーなどにかけてペーストに状にする。すりおろしてもOK。
- ボールに、細切り大根と人参、アミの塩辛、カナリエキス、唐辛子、はちみつ、小ねぎ、せり、キムチのりを入れて混ぜる。
この時点ですべての材料が投入済みです。
- 全体をよく混ぜてを1~2時間寝かせる。
ラップをかけて常温でOK。
作業する前に作業スペースに新聞紙を敷いておくとヤンニョンが飛んでも安心です。
- 白菜の葉の一枚一枚に12のヤンニョンを塗る。
根本から葉っぱ方向に徐々に塗り広げていきます。ボールに白菜を入れて塗って行くか、まな板などにラップをひいて白菜をのせて塗ってもよいです。 - 最後に外側の葉でくるむようにしてできあがり。
- 保存用の容器に入れ、表面にラップをかけて空気に触れないように密着させてフタをする。
- 一日は常温で、翌日冷蔵庫に移動する。
おすすめ韓国食材
毎回お勧めしているカンシネの韓国産唐辛子。一度使うともう別のものを使う気にならないレベルです。韓国種中国産と比べると値段は約3倍ほどしますが、カサカサではなくしっとりしていて味の深みが違います。キムチを漬けるなら強く1キロをお勧めします。
それから、韓国料理にはおろしニンニクが欠かせないですよね。すりおろすよりは少し荒目の仕上がりですが、ニンニクしぼりがあるととても便利です。こちらの商品は薄皮むき機能がついています。私はイケアの分解できるタイプを使っていますが、ニンニクしぼりは洗いやすさも大事ですから、実物を見て買うほうがよいと思います。それなのに、なんで紹介するかというと、ニンニクしぼり自体をお勧めしたかったので、登録されている全商品からポイント高めのものを紹介しました。
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