ケランマリ(계란마리)と呼ばれる韓国のたまご焼きは塩味が主流のようです。私は子供のころ、母が作ってくれた塩味のたまご焼きを好んで食べていた記憶があるのですが、時が流れ、自分で作るたまご焼きはいつの間にか甘い味に変わりました。三重、岐阜あたりにあまからの境界線があるそうですが、おにぎりと食べた塩味のたまご焼きを思い出すと、なんとも懐かしく涙が出そうです。
韓国のたまご焼きはネギや人参が入った彩り豊かなおかずの定番です。ご飯にもおつまみにもお弁当にも人気で、塩味の面目躍如といったところでしょうか。
材料
たまご | 3個 |
人参みじん切り | 大さじ2 |
ニラ | 5本くらい |
塩 | 少々 |
ダシダ | 少々 |
サラダ油 | 適量 |
お好みでおろしニンニク(小さじ1)を入れても美味しいです。
ニラの代わりに青ネギも使います。
作り方
- たまごをよく溶く。
日本のたまご焼きも同様ですが、きれいに作るには白身をよく切らないとまだら模様になってしまいます。 - 1に塩、ダシダを入れて混ぜ、細かく切った人参とニラも加える。
慣れたら野菜を増量してもよいと思いますが、最初は少なめでやると失敗しません。 - たまご焼き器に油を熱し卵液の1/3を入れる。
余分な油はキッチンペーパーで拭います。この余った油は2回目、3回目にも使います。
火は中火の弱めでたまご焼き器の柄を持って卵液が均一になるように動かす。 - 外側から手前に巻く。
柄を持つと巻きやすいし、焦げも防げます。
- 2回目の卵液を入れ巻いたたまごの下にも液が入るように軽く持ち上げる。
油はつどつど軽くキッチンペーパーで引いています。 - 同様に3回目を行って、火を止め予熱で少し置く。
- よく切れる包丁で切って完成。
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